歳を重ねて

平日の朝にショッピングモールなんかに行くと、よくおじいちゃん・おばあちゃんがいる。特に何かをするわけでもなくベンチに腰かけていたり、ぶらぶらしたりしている。暇なんだろう。定年退職をして働かなくなると、何をしていいのかわからなくなる人が多い。年齢を重ねるとやりたくてもできないことが増えてくるから、必然的に時間が余ってくる。昔より長く生きられるようになっても、その分増えた時間を満喫できないのなら意味がない。むしろ、車の事故や万引きなどの問題が増えるのなら、人間もっと短く太い人生を過ごしたほうがいいんじゃないかと思う。だらだら引き延ばして、後半ぜんぜん面白くないマンガみたいな人生ってどうなんだろうか。自分はできれば面白いまま終わりたいなと思う。70歳や80歳で毎日が楽しくて楽しくて仕方がないという人だっているし、すごいと思うけれど、たぶん自分にはそれは無理だと思うから。そういう人って年齢関係なくイキイキしてて本当に羨ましい。みんながそうなれるのなら平均寿命が長いことに価値があると思うんだけれど。