爪を切るのが面倒で、切るたびにもう伸びなかったらいいのになと思う。でも、実際にまったく伸びなかったらそれはそれで恐い。割れてももう新しく生えてはこないわけだから、かなり気をつかいそうだ。一度爪をはがしたことがあるから、それを考えると確実に伸びてくれることはありがたいことなのかもしれない。技術的には人口の爪なんていくらでもつくれるだろうけど、歯といっしょでやっぱり自前がいいし、全身健康でいられるならそれにこしたことはない。それにしても体のなかでも爪だけすごく異質な気がする。単体で見るとあまり衰えも感じないし、ずっと伸び続けているし。継続は力なりって、爪が一生でどれくらい伸びるのかを想像すればすごい説得力が増すなぁとか考えながら、今日、爪を切った。