死ぬ気

死ぬ気っていうけれど、本当に死ぬ気で何かをやることって実際にはないなと思う。具体的にどれくらいのことなのかわからないし、そもそも、具体的に考える言葉じゃないんだろうけれど。それを真面目に考えた場合、死ぬ気で走れって言われたとしたら、全力疾走で何km走れば人は死ぬのかなとか思っちゃうけど、それは全然リアルに想像することもできないくらいわからなくて。結局、それくらい必死でっていう例えなんだろうけれど、言葉通りの意味を改めて考えてみるとおもしろかったりする。死ぬまで走り続けてみたら、走るのが得意じゃない自分でもかなりの長距離を走れそうな気がするけれど、自分は、たぶん生きている間は死ぬ気にはならないだろうなと思う。