今年も梅雨の時期がきた。時代が進むにつれて色々なものが進化して便利になってきたけれど、傘は昔からわりと変わっていない。どうやって持っても、足下は濡れるし手がふさがるというのもあって、不便に感じているのは自分だけじゃないと思う。これだけ色々なことができるような時代になっても大きく変化せず、かといってなくなるわけでもなくずっと残っている。雨の日、濡れたくはないし傘は不便だけれど、ここまで残ったら傘はずっと残っていてほしいと思う。自分はアナログ好きで、あまりこれ以上便利な世の中になってほしくないと思っているし、傘にあたる雨の音もきらいじゃない。これから先、傘に変わるものが生まれても、自分は傘をつかいたい日が少なからずあると思う。自分だけかもしれないけれど、雨の日を楽しく感じるときには傘がないとダメな気がする。人それぞれだろうけれど、変わらず残っているのにはやっぱり理由があるんだろうな。